残した言葉 2

こんなときでも、当たり前のように朝はやってくる。

重い体を起こし、立ち上がる。

 

俺はここに居てはいけない

 

一晩考えて、出た答え。

 

村を見渡してみると、花畑で目が止まる。

ほとんど燃えてしまった花畑の中央に何かが落ちている。

シンシアが愛用していた羽ぼうし。

 

________ソロー! お花畑に行こ!!

________剣の稽古、頑張ってね!ソロ

 

__________ばいばい、ソロ

 

シンシアはずるい。

俺に言いたいことだけ言って、勝手にいなくなって・・・・・・

俺は、君に何も言えなかった。

 

「シンシア・・・・・・」

 

俺は旅に出るから、旅に必要のないものは置いていく。

だから、代わりにこの羽ぼうしを持っていっても良い・・・・・・?

君を忘れないために・・・・・・

 

「さよなら・・・・・・好きだったよ」

 

誰もこの言葉を受け取ってくれなくても

俺にはこうすることしか出来ないから・・・・・・

 

ここに言葉を残すことしか出来ないから・・・・・・

 

____________________________

あとがき

勇アリでいくつもりだったのですが、この話が書きたかったので
ソロの初恋はシンシアという設定にしました!
まあ、ソロはシンシアへの想いは置いて行ったんですけどね。
読んで下さってありがとうございました!

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